8月1日、梅雨がやっと明けた。横浜では7月すべて雨を記録するなど、今まで経験したことが無いくらい雨が降りました。梅雨明け後は連日30度超えで体もきつい。
憂鬱な日々が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、神奈川県では感染者数が日々更新される事態になっている。8月に予定されていた、家族会も開催予定だったが、急遽中止とせざるを得ない状況になってきた。障害者入所施設を運営する法人にとっては、いつどこで感染者が出るのか、毎日ひやひやものである。巷にコロナウイルスが存在することになり、誰が感染者になってもおかしくない。感染したからと言って誰に責任があるわけでもなく、逆に、一生懸命利用者支援に携わっている職員に感謝したい。
日本知的障害者福祉協会の機関誌「さぽーと」誌7月号で、「ヒヤリハットからにこりほっとへ」の特集を組んだ、(特集担当でした)。その記事の中で、同じ横浜市内の緑区でNPO法人「ぷかぷか」を運営されている、理事長の高崎明さんの記事を掲載。障害者のありのままの生活を描いてくださいました。「一緒に笑う」「一緒に働く」「一緒にいい日を作る」「一緒に生きていく」という関係。事業所の存在そのものが、地域の中で「ほっとしたり」「にこっとできる」場所であると語られています。NHKの夕方のニュースでも取り上げられ、地域の中で大切な場所として紹介されていました。
「にこりほっと」運動は恵和でも昨年から、実施されており、月初めには前月の「にこりほっと」が手元に届きます。利用者の何気ないことば・しぐさからホッとできる瞬間をキャッチするには支援員の心の余裕とやさしさがないと難しいだろうなと考えながら読ませてもらっています。事業所内の些細なことだが利用者と支援者の信頼関係がここにあります。
夏本番、今日もピース(児童ディ)の子どもたちが恵和のプールで歓声をあげていました。
コロナと熱中症に気を付けながらこの夏を乗り切ろうと思います。
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