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令和2年11月24日
< 新型コロナウイルス感染 > 

  11月18日、「恵和の通所事業所で新型コロナウイルスの感染者がでた」との緊急報告があった。「恵和にも来たか」と正直思った。

感染対応ということで、法人のBCP(事業継続計画)を発動、フェーズ3対応、直ちにコロナ感染対策本部を設置、保健所に連絡すると同時に横浜市のcovid19にメール。陽性者は職員1名、ただちに医療機関に入院となりました。

事業所はただちに緊急閉所とし消毒(消毒後72時間経過すれば使用可との事)。保健所は濃厚接触者の特定作業に入り、陽性者の2週間前からの行動観察の結果、17名ほどの通所の利用者が濃厚接触者となりました。職員はマスクをしているため濃厚接触者には当たらず、保健所のPCR検査は受けることが出来ませんでした。

通所職員と事業所建屋に入った職員総勢28名(18日22名、19日6名)は法人独自にPCR検査を行い、濃厚接触者の利用者17名は11月20日保健所のPCR検査を受けることが出来、2~3日後の結果待ちということになりました。

法人のPCR検査を受けた職員、保健所のPCR検査を受けた利用者双方とも全員陰性で、感染の拡大はなかった。

保健所の指導のもと、11月24日から職員と濃厚接触者以外の利用者は通常通り通所できるようになりました。濃厚接触者の利用者は保健所の指導により、12日間の健康観察が必要で12月1日まで自宅待機、12月2日から通所可能。

今回、感染拡大がなく職員1名でしのぐことが出来ましたが、法人として事前に対策を行っていないと右往左往したと思います。

今回は市内の福祉施設で10月にクラスターが発生していたため、もし恵和で感染したらどうするのか準備が出来ていたのが大きかった様な気がします。

職員・家族への周知、法人役職員への報告、ホームページへの掲載など、事前に検討していたため、スムースに対応できたと思っています。関係事業所の利用者・家族の皆様には多大な不安とご心配をおかけしました。また12月1日までの健康観察は、家庭の大きな負担であり、利用者の生活が混乱するのではないかと心配するばかりです。

新型コロナウイルスは現在、第3波が襲来中で、手洗い、消毒、マスクを徹底し、3密を避け、不要不急の外出は極力避けるしかありません。

大切な人を守るために努力したいと思います。

 


 社会福祉法人 恵和   
理事長 濵走弘之 
 

 
<つぶやき>
 
 
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