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令和3年3月16日

 
たちばな会 金子晋一会長を偲ぶ> 

  令和3年3月1日月曜日、朝一番で金子会長が亡くなったと法人事務局から連絡があった。最初何のことかわからなかったが、「恵和の家族会の金子会長が亡くなった」とのこと。

2月の情報交換会ではお元気な様子だったので、驚きとともにいまだに信じられない気持である。

恵和との関係はお子さんの恵和館入所から始まった。恵和館通所は30年間続き、お子さんと一緒に通所され、通院関係や認定調査なども家庭で対応されていた。恵和青年寮に入所されてからも外泊・通院は毎月ご協力をいただいた。平成14年から恵和の保護者会役員、その後平成16年4月から社会福祉法人恵和の役員に就任。平成21年から神奈川県知的障害者施設保護者会連合会副会長を務められていた。令和元年5月13日開催の神奈川施保連50周年「記念のつどい」では実行委員として活躍された。

 平成18年以降は役員会で一緒になることが多かった。家族代表として利用者の利益にかなうことは積極的に発言され、法人に対して忖度されるようなことは一切なかった。ここ数年、前理事長と共に「家族の意見・要望を聞く会」として、法人施策「環境改善プロジェクト」を設置され、「利用者の高齢化問題」や「法人として看取りをどのように考えるのか」「体育館建設」など。また年8回の家族会と法人との話し合いである情報交換会を開催し法人との連携を強化されていた。

 理事会では、法人の施策に真っ向から異議を唱えられたり、手ごわい相手でもありました。

いつでも利用者のことを思い、法人の環境整備のための寄付や、利用者の皆さんにおいしいご飯を提供したいと「たちばな会ごちそうごはん」の企画などユニークな活動もありました。想い返せばいろいろと法人のため利用者のため活動していただきました。本当にありがとうございました。まだまだ恵和に対して言いたいことはあったと思います。志半ばでしたがその意思を受け継ぎ利用者のために頑張ろうと思います。心安らかにお眠りください。

ご冥福をお祈りいたします。(令和3年2月28日逝去・享年80歳)      


 社会福祉法人 恵和   
理事長 濵走弘之 
 

 
<つぶやき>
 
 
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