昨年、今年と新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染予防対策として3回の非常事態宣言や蔓延防止等重点措置等が発令され、不要不急の外出自粛が求められてきました。
そのような状況下で、通常の社会生活は困難を極めています。社会福祉施設を利用されている多くの利用の皆さんや家族、そこで働く職員も含めて活動が制限されてきました。
職員研修も例外でなく外部で行われる研修会はほとんど中止、もしくはリモートで行われるようになりました。恵和内部で行われた内部研修は感染防止を徹底し実施しました。
外部から講師を呼んで実施した研修は、新任研修(3回)、自閉症研修(4回)、マネージャー研修(2グループ各2回)、リーダーシップ研修(2回)、人権意識向上研修(6回)、介護知識・技術向上研修(3回)、延べ参加人数134名でした(外部派遣は除く)。
その中で、印象に残った研修は、令和2年度に入職された7人の新任研修です。フォローアップ研修で「私が伝えたい恵和の魅力・可能性」で提案されたことは今後の恵和の運営に新たな1ページを加えることになるかもしれません。
・恵和敷地内に手作りのショップを作る(ツーバイフォーでDIY)
・既存の陶芸室を活用しカップや皿を作る
・カフェで使う野菜を日中支援事業所から調達して連携を図る。
・カフェで使う花を青年寮で栽培(ビニールハウス)
以前行っていたことが、利用者の重度高齢化でできなくなってきたものもあります。新任職員さんから見たら、新たな挑戦であり、今一度利用者のみなさんの生活のよりどころになり、敷地内にホッとできるような場所を作ってみてもいいかもしれません。もちろん外部の方の利用も大歓迎です。
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