ヘッダーイメージ 本文へジャンプ

 
令和3年8月16日

 
<新型コロナウィルス感染症クラスターになって>
 

 7月26日、当法人の障害者支援施設恵和青年寮、「空の家」ユニット[利用者10名(短期1名含む)、支援者8名]でコロナの陽性者が3名確認されました。感染経路は確認されており濃厚接触者はすぐに判明。翌日に利用者2名、さらに翌日には利用者2名と支援者2名が感染、合計9人が感染しクラスターになりました。

デルタ株ということもあり、マスクをしていない利用者は10名中10名、支援者8名中4名が最終的に感染しました。

 7月29日、クラスター認定で保土ケ谷区福祉保健センターが来所し、感染に対する対応策と今後の感染防止について説明がありました。その説明が的確であり、事業所側の質問にも毅然として回答、感染症に対してはさすがにプロと敬服しました。

 陽性者に対しての支援では、飛沫にいかに触れないかが大事、直接触れないならば、ガウンでもいいし不織布マスクでも感染は防止できるとの事でした。しかしながら知的障害者施設では利用者の方は自由に歩かれたり、突然支援者に触れ合ってくるなど、支援者が気を付けていても接触を避けることは難しいこともあり、「空の家」では防護服、N95マスク、フェースシールド、靴カバー、グローブで対応しました。冷房が効いているとはいえ完全防備での支援は過酷な環境でした。

感染した10人の利用者は20代から30代が主で、1回目のワクチンを7月12日に接種、感染直後は38度台の発熱もありましたが、重篤になることはありませんでした。

今回、利用者が発熱した時に、地域の協力医療機関である、東戸塚記念病院がすぐに利用者及び職員含めて受け入れ、PCRの検査や陽性確認され熱発した利用者も診察していただき重症化を未然に防いでいただきました。感謝申し上げます。

 日々の福祉保健センターとの定期報告では、連日の感染拡大が続いているにもかかわらず丁寧に聞き取っていただきました。いつでも、相談できるところがあるのは心のよりどころになりました。

食事はすべてディスポ対応でお弁当形式、飲み物もすべて紙コップにしました。ゴミに関しても保健センターの指示に従い72時間経過後、防護服等も通常のごみとして処理しました。(建物脇に仮設のごみ置き場を設置し3日後処理)

職員の支援体制では支援者が4名感染したことで、青年寮の他ユニットから4名を「空の家」に応援職員として配置しました。他ユニットには法人の他事業所から応援を仰ぎ、他事業所への感染が及ばないよう対応しました。

感染した支援員は療養所か自宅療養が基本ですが療養所の空きがなく、行き場がないため、法人敷地内に宿泊療養所を設置しました。

また、感染はしていないが家族への感染リスクを減らすために自宅に帰れない職員用に宿泊所を提供、食事と健康観察は法人で対応しました。(利用職員4名)。

「空の家」利用者の最終感染者の観察期間が8月10日終了し終結しました。

法人で初めてのクラスター感染で右往左往しましたが、関係機関との連携で、半月余りで終結することことが出来ました。事業所にとっては貴重な体験になりました。

現場で直接支援した職員及び関係職員の皆さんに感謝申し上げます。

今回のウイルス感染症対策として「BCP(事業継続計画)」を作成しており、計画にそって対応しました。実際、クラスターになってみると修正する部分も多く、今後の対策に活かします。

また、ワクチン接種は法人利用者・職員含めてほぼ終了しているとはいえ、デルタ株、ラムダ株など感染力の強いウイルスが拡大傾向にありますので引き続き感染防止に努めたいと思います。

今後ともご支援ご協力をお願いします。
       


 社会福祉法人 恵和   
理事長 濵走弘之 
 

 
<つぶやき>
 
BACK |
フッターイメージ